ジオヒルズにて、オリジナルワインのピノ・ノワールとシャルドネの瓶詰め作業を行いました。

小さなワイナリーなので、瓶詰めは全て人の手による手作業で行われました。

 

昨年までの委託醸造とは違い、この工程でいろいろな選択をしていくことが、自分の求める味のワインに近づいていくことになります。

たとえば、除梗(軸から実を外す)を行うのか、行わないのか。

行う場合は機械と手作業どちらにするのか。
圧搾に使うプレス機はどのような機械を選択するのか。
発酵タンクの種類は何を選ぶのか。
天然酵母と添加酵母、どちらを使うか。
発酵の温度を何℃で行うのか。
清澄と濾過をするのかしないのか、など。

手間暇かけてこだわり抜いて作ったワインだからこそ、我が子のような思いで、皆様の元へ届くように、美味しく召し上がっていただけるように1本1本思いを込めてワインを作ってまいります。

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信州・小諸は、小諸城(現・懐古園)の城下町、そして善光寺に通じる北国街道(ほっこくかいどう)の宿場町で、昔町の面影を色濃く残しています。 また、島崎藤村が「小諸時代」といわれる足掛け7年間をすごし、「もっと自分を新鮮に、そして簡素にすることはないか」(島崎藤村『千曲川スケッチ』より)と考え、ついに文学者として生きようと、決意した地でもあるのです。 そんな、小諸にある「隠れ宿」が中棚荘。 島崎藤村ゆかりの宿で、「もっと自分を新鮮に、そして簡素にすることはないか」をテーマに宿を営み、当主で5代目を数えます。 中棚荘は、平成館、大正館、そして登録有形文化財の食事処「はりこし亭」の3つの建物があります。 小さな宿ではありますが、どうぞごゆっくりとお過ごしください。