中棚荘の温泉

しっとりとした小諸の風情に馴染むように建つ中棚荘。

平成館の廊下から階段を登った高台に温泉棟がございます。

柱や梁(はり)に手斧(ちょうな)で削った巨木を配した木の香漂う内湯です。
しかも脱衣所は畳敷き。

昔の「大名風呂」を連想させるつくり。

春は桜を愛で夏には生い茂る緑に包まれ、10月から5月には湯船に地元のりんごが浮かぶ『初恋りんご風呂』もお楽しみいただけます。

「まだあげ初めし前髪のりんごのもとに見えしとき・・・」で知られる島崎藤村の『初恋』にちなんだりんご風呂。

ほのかに香る甘酸っぱい香りは、まさに初恋。

内湯から外に出ると庭園風の岩風呂。

露天風呂は竹の筒から注がれる源泉かけ流し。

浴槽ごとに温度が違いますので、そよ風を頬に受けながら心と身体を癒やす長湯をお楽しみ下さい。

 

男湯

女湯

湯船に注がれる温泉は、中棚荘の自家源泉(アルカリ性単純温泉)。
源泉温度38.2度、pH8.6で、湯量は毎分252リットルもあり、肌がスベスベになる「美肌の湯」として人気です。
露天風呂は源泉かけ流し、内湯は循環を併用しています。
また、別棟に貸切風呂(源泉かけ流し)をご用意しています。

初恋りんご風呂

10月から春先には、内湯の湯船に地元のりんごをプカプカと浮かべた「初恋りんご風呂」に。
実は、手前味噌になりますが、中棚荘はりんご風呂の元祖。

平成元年よりスタートした初恋りんご風呂。

中棚荘は文豪・島崎藤村ゆかりの宿。

「初恋りんご風呂」の「初恋」も藤村の詩『初恋』がモチーフとなっています。

詩では少年が、りんご畑で前髪をあげたばかりの少女に出会い、恋が始まります。

「初恋りんご風呂」は、そんな少年のようなどきどきわくわく、そしてほのかに甘酸っぱい「初恋」のような香りをお伝えできればと始めたものです。

今ではこれがお目当てのお客様も多い、中棚荘の冬の風物詩になっています。

風呂

料金

大人1,100円、小学生550円、幼児300円(全て税込)

3月1日よりご利用料金が下記の通り変更となります。ご了承くださいませ。

大人1,200円、小学生600円、幼児300円(全て税込)

料金変更についての詳細はこちら

 

ご利用時間

11:30〜15:00(最終受付)

※土曜、祝日は11:30〜14:00受付時間となります。

※コロナウイルス感染拡大防止のため、混雑時には入場制限を行っており、場合によってはお待ちいただく場合がございます。お越しの際は事前にお電話にて混雑状況をご確認くださいませ。

中棚荘 TEL:0267-22-1511

受付時間変更について

 

お風呂メンテナンス日にご注意ください

中棚荘、冬場には「初恋りんご風呂」が人気ですが、皆様に快適に入浴いただくためにお風呂を定期的にメンテンナンスいたしております。

お風呂メンテナンスの日には、日帰り入浴ができませんのでご了承下さい。
ご滞在の場合は日中、ご入浴ができませんのでご注意下さい。

ご宿泊のお客様はメンテナンスが終了次第、ご利用いただけます。

>メンテナンス日

※お客様の入り込みにより、急遽、メンテナンス日になる場合がございます。日帰り温泉をご利用のお客様は、お手数ですが事前連絡をお願いいたします。

TEL:0267-22-1511

 

効能(浴用)

神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え症・病後回復期・疲労回復・健康増進など。

飲む温泉

中棚荘の温泉は、不揃いの階段を上った高台にございます。

中棚荘は新鮮な温泉にこだわりを持っています。

温泉は湧き出てから空気に触れると酸化し、温泉の成分も若干変化が起こります。

中棚荘の温泉はアルカリ性単純温泉の美肌の湯。

お客様には出来るだけ新鮮な温泉を感じていただきたいとの想いで、源泉のある高台にお風呂を作りました。

温泉までは階段を登るためご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解を頂ければと思います。

 

男湯、女湯へと上る廊下(階段)の途中に配された飲泉所。

休憩所を兼ねていますので、入浴の前に源泉をお飲み頂けば身体の中からも温泉の成分を取り入れることができます。
もちろん、湯上がりにも。

温泉は飲泉の許可を受けておりますが、この飲泉所がもっとも源泉に近い場所でピュアな源泉をお飲みいただくことができます。

中棚荘は湯量豊富な単純温泉を活かし、客室やトイレの蛇口から出る水も実はすべてピュアな温泉。

効能(飲用)

中棚荘の温泉は胃の粘膜に弱い刺激を与える性質があり、慢性胃腸病、慢性便秘、リューマチ、腰痛、関節・筋肉障害、神経障害などに効果があります。