昼食にご好評をいただいております登録有形文化財の食事処「はりこし亭」ですが、12月、年末年始の休業日がございますので、お知らせいたします。

今後の休業日は11月30日、12月1日・7日・14日・21日、年末年始は12月28日〜1月4日までのお休みとなります。

「はりこし亭」を目的に小諸へと旅されるお客様も増えていますが、くれぐれも休業日にご注意下さい。

寒い日には「おにかけそば」で温まりましょう!

はりこし亭は会席料理が自慢ですが、横田料理長自らが打つ、そばも人気です!

はりこし亭は会席料理が自慢ですが、横田料理長自らが打つ、そばも人気です!


これから冬場は、「おにかけそば」もおすすめです。

漢字で書くと、「御煮掛け蕎麦」。鬼駆けでも、御荷掛けでもありません!
信州の郷土料理で、季節の野菜やきのこなどを入れた具だくさんの汁とともに味わうそばのこと。汁を煮た鍋に、ゆでて小さい玉にしたそばを「とうじ籠」とよばれる小さな籠で投じて温めて食べるのが一般的です。その方法から木曽、野麦、安曇野などでは「おとうじそば」とも呼ばれています。
野菜などの具が大切のはもちろんですが、ここで注目は、やはり汁。料亭仕込みで、手を抜かず、しっかりと出汁(だし)をとった「おにかけそば」は、郷土料理の昇華スタイル! まさに田舎料理、極めればここにあり!といった感じです。

おにかけそば

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昔ながらの欅(けやき)を使い、土の壁が古き信州を偲ばせる「はりこし亭」。善光寺への参詣者が、そして北陸の大名の参勤交代が通った北国街道沿いにあった旧家を移築し、平成14年の元日に開業致しました。 「はりこし亭」という名の由来は、島崎藤村の『千曲川のスケッチ』の中に。 「君はまだハリコシなどというものを食ったことがあるまい」という一節の「はりこしまんじゅう」(そば粉を原料とする焼き餅)からつけられています。