はりこし亭

昔ながらの欅(けやき)を使い、土の壁が古き信州を偲ばせる「はりこし亭」。善光寺への参詣者が、そして北陸の大名の参勤交代が通った北国街道沿いにあった旧家を移築し、平成14年の元日に開業致しました。

「はりこし亭」という名の由来は、島崎藤村の『千曲川のスケッチ』の中に。
「君はまだハリコシなどというものを食ったことがあるまい」という一節の「はりこしまんじゅう」(そば粉を原料とする焼き餅)からつけられています。

地産地消で旬を活かすのはもちろんですが、洗練されたなかにも「ふるさとの旬」、「おふくろの味」をイメージできるような料理をお出ししています。
なかでも「おとうじ」(お煮かけ)料理は、信州らしい滋味あふれる料理で、「はりこし亭」の名物料理のひとつになっています。

団体様などの予約状況により、営業内容が変更になる場合もございます。
ご利用にあたっては事前にご予約、問い合わせをおすすめいたします。

お食事

熊魚菴たん熊北店で修業したという腕利きの料理長・横田顕が大切にするのは、「一期一会」の心。そして自然なおもてなし。
料理も奇をてらわず、旬の食材のもつ味を活かしたもの。
出汁や、下ごしらえは京の料亭仕込みのこだわり。真面目に手を抜かない料理が、「ふるさとの旬」、「おふくろの味」に花を添えています。
お出しするそばも、毎日、横田自らが、湿度などその日の天候を見極めながら手打ちしています。

建物(登録有形文化財)

#はりこし亭 #中棚荘 #小諸 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

藍染めの染物屋として、江戸時代末期から12年かけて明治元年、北国街道沿いに建てられた旧家。平成14年に現在地に移築し、食事処「はりこし亭」として再生しています。「再現することが容易でないもの」との理由で、平成18年に国の登録有形文化財になっています。
南側の通り土間や厨房の位置は、今も昔のまま。

30cm角の通しの大黒柱など欅(けやき)がふんだんに使われているのは、幕末に小諸藩に染め物を納入した際、代金の代わりに城内の立ち木を譲り受けたものとか。
小諸の歴史を感じながら、料亭風にアレンジされた「ふるさと小諸の味」をお楽しみいただけます。

こだわり

横田料理長が毎日打つ、そばに使われるそば粉、料理の基本である塩など、隅々まで「一期一会」の心、そして「美味求真」のこだわりが貫かれています。野菜も使えるものはなるべく、自家産を。そして生産者の顔が見えるものを使っています。
北御牧の「白土ばれいしょ」、朝鮮人参、自家産の完熟梅を使った梅ジュース、地元農家自家製の「りんごジュース」、そして中棚荘のオリジナルワイン。
料理に合う日本酒でいえば、藤村の「にごり酒」と生吟醸酒(要冷蔵)は、地元の造り酒屋に特注。
「千曲川いざよふ波の岸近き宿にのぼりつ
にごり酒にごれるのみて草枕しばしなぐさむ」(島崎藤村『千曲川のスケッチ』)。
この岸近き宿は、中棚荘で、藤村の愛飲した「にごり酒」を再現してご用意しています。

また、女性の方には、花かご膳などの最後を飾る和風のスイーツにも、京料理の奥深さを感じていただけるかと・・・。
肩ひじはらない「はりこし亭」を一度、ぜひ、お試しください。

はりこし亭 概要

住所 長野県小諸市古城区中棚乙1210
電話 0267-26-6311
駐車場(無料) 30台 ※バイク専用駐車場あり
定休日 毎週水曜日
メニュー 【昼 11:30〜14:00オーダーストップ】花かご膳・手打ち蕎麦・お煮かけうどん・おはぎ…など
【夜 ※完全予約制で前日までの要予約 17:30〜21:00(オーダーストップ20:30)】和風会席料理(3500円〜)・一品料理…など
日本酒・ワイン・ジュース 大塚酒造(小諸)/浅間嶽(本醸造、純米生酒、大吟醸)・あさまおろし・浅間嶽にごり酒(島崎藤村が愛したにごり酒です)、小野酒造(辰野町)/夜明け前(本醸造、純米生酒、大吟醸)、
中棚ワイン(シャルドネ、メルロー)、焼酎、ウィスキーなど
手作り梅ジュース、中棚荘内で採れた蜂蜜を使用したハニージンジャーエール、大塚酒造の甘酒も季節を問わず人気です