江戸末期の古民家郷土の文化の担い手として

江戸末期から12年かけて明治元年に北国街道沿いに建てられた旧家の建物を、中棚荘の敷地内に2002年に移築。小諸城のケヤキを使った通し柱や梁は力強く今の建物を支えていています。
はりこし亭は、この柱や梁のようにこの地に根付いてきた文化の担い手とし、地域を支える存在でありたいとの思いから、島崎藤村の「千曲川のスケッチ」の中にも登場する、そば粉を原料とる郷土料理「はりこし饅頭」から店名をいただきました。

2006年国の登録有形文化財に認定されています。

食材と生産者命をつなぐ人の仕事を
仕上げるのが料理

はりこし亭で扱う食材は、近隣の信頼できる生産者の方々が栽培した有機野菜やお肉、地域の自然に精通する猟師や飼育者の方々による動植物、野山に自生する山菜やキノコなどです。また、調味料も伝統製法や有機原料を使用したものを厳選しています。