10月30日は『初恋の日』。

島崎藤村が「まだあげそめし前髪の〜」と詠った「初恋」という作品。島崎藤村ゆかりの宿である中棚荘では、藤村が「初恋」を発表した10月30日を『初恋の日』として申請し、1999年10月30日に記念日として制定されました。

そんな『初恋の日』を知ってもらおうと、今年も初恋はがき大賞を開催し、本日、受賞作品発表の日を迎えました。

令和2年初恋はがき大賞、入賞作品は、画像の3点となりました。

入賞された皆様、おめでとうございます!

今年は大々的に広報活動が行えなかったにも関わらず、たくさんの方々からのご応募をいただき大変有難く感じております。

思いのこもった作品を、スタッフ一同で拝見しながら、投票にて受賞作品を決定いたしました。

今年はなかなかの僅差でした。

受賞作品は多くの方にご覧いただけますよう、中棚荘館内に掲示させていただきます。

作品をご応募いただいた皆様、誠にありがとうございました。

多くの方に初恋の日を知っていただく機会になれば幸いです。是非ご覧ください。

初恋の日が、皆さまにとって素敵な一日でありますように。

初恋はがき

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

ABOUTこの記事をかいた人

信州・小諸は、小諸城(現・懐古園)の城下町、そして善光寺に通じる北国街道(ほっこくかいどう)の宿場町で、昔町の面影を色濃く残しています。 また、島崎藤村が「小諸時代」といわれる足掛け7年間をすごし、「もっと自分を新鮮に、そして簡素にすることはないか」(島崎藤村『千曲川スケッチ』より)と考え、ついに文学者として生きようと、決意した地でもあるのです。 そんな、小諸にある「隠れ宿」が中棚荘。 島崎藤村ゆかりの宿で、「もっと自分を新鮮に、そして簡素にすることはないか」をテーマに宿を営み、当主で5代目を数えます。 中棚荘は、平成館、大正館、そして登録有形文化財の食事処「はりこし亭」の3つの建物があります。 小さな宿ではありますが、どうぞごゆっくりとお過ごしください。