『千曲川旅情の歌』(島崎藤村『落梅集』より)の中に
「千曲川いざよふ波の 岸近き宿にのぼりつ 濁り酒濁れる飲みて 草枕しばし慰む」
この一説に出てくる”岸近き宿”として中棚荘が登場しています。
文豪が愛した宿として、ここ小諸の地で宿を営んでまいりました。
お客様が旅する時間をもっと新鮮で、深いものにできないか?
今回、私たちは本を通じて地域の文化や歴史、中棚荘のこだわりを伝え、
「お客様が旅する時間をもっと新鮮で、深いものにできないか?」
そう私たちは考え、ブックプロジェクトを立ち上げました。
文豪の宿だからこそ、旅先で本との出会いをもっと身近で魅力的なものにしたい、そんな想いから始まった今回のプロジェクト。
私たちが旅と本との距離を縮めることができれば、お客様にとっての新しい発見や、時にはライフスタイルまで変えてしまうような、そんなわくわくするライブラリー空間を創っていきたいです。
近年、私たちの生活は様々なものがデジタル化されています。
世の中のものが便利になるにつれ、減少していくものも多くあり、本もその一つとされ、「紙の本」の売り上げが13年連続で低下(2017年)しているという現状があります。
そんな現状の中、私たちは何ができるかを考え、これから進めていきたいと思います。
問い合わせTEL:0267-22-1511
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